【不動産集客トレンド研究】ソムリエがサイトの案内役、ワイン愛好家向けの物件に特化した不動産情報サイト「Wine & Apartment」
概要
- 「ワイン アンド アパートメント」は、ワインの愛好家向けに特化した不動産情報サイト
- ソムリエが実際に物件を内見して評価をしたこだわりの物件が掲載されている
- サイトには、物件情報だけではなく、ワインに関するコラムも連載されている
コメント
最近は、「〇〇に特化した不動産情報サイト」が、集客手法として流行しつつあるが、ついにここまで来たか。。。という印象のサイトがオープン。
ウェイヴズ株式会社が、6月13日にオープンしたのは、ワイン愛好家向けに特化した不動産情報サイト「ワイン・アンド・アパートメント」。
サイトを覗いてみると、「軽井沢ワインセラー付きデザイン邸宅。」「ワインラヴァーの為だけに!」神泉ワインアパートメント などワイン愛好家の目を引きそうなキャッチーな物件の紹介が並ぶ。
物件の紹介も、本物のソムリエが実際に内見をして、ソムリエの目線で物件を紹介するというこだわりよう。
また、物件を紹介するだけにとどまらず、ワインの管理方法などワインのある生活をトータルでサポートするような案内ができるのも当サイトの強みのようだ。
サイトには、物件の情報だけではなく、ワインに関するコラムも連載がいくつか始まっており、こちらも集客およびサイトでの滞在時間を増加させる効果がありそうだ。
物件掲載件数はそこまで豊富とはいえないが、特化型不動産情報サイトの新しい形態の一つとなりうると思われるので、今後も注目していきたい。
引用元
【不動産×ビッグデータ】不動産仲介の取引スピードをより高速にすることで売上向上が狙えるCentrl LMS
概要
- Centrl LMSは、元付向けの仲介業務効率化サービスである
- 元付け物件をオーナーから仕入れた際の値付けのためのデータ収集が捗る
- 物件ごとに得意な仲介会社も絞れ、リストアップできる
- 物件を適切な価格で、最適な営業ルートに乗せることができる
コメント
ビッグデータという単語もすでに登場して何年も経過している。厳密な定義はさておき、ざっくりと理解するためには要するに、「何万〜何億といった顧客、取引などのデータを分析して、将来予測に活用できるようになった」ということである。つまり不動産業においては、「大量の不動産取引データを解析できるようになり、営業を誰にどういった価格でどうすべきか、最適な解を得られやすくなってきた」ということである。
これは今まで経験からの勘が顧客アプローチにおいて最大唯一の強みだった時代から、大きな変化と認識することができる。一方で、不動産仲介は、人間関係もいまだ大きな取引成功の要因であるため、強力な武器がさらに仕入れることができる時代になったと考えることができる。
今回の記事のCentral LMSもそのような時代をうまく捉えたサービスである。これはネット内外の大量の取引データをひとつのデータベースに集約し、客付けに紹介する物件情報を決定するときに参考価格などを調べ最適解を調べられるというツールである。
コンピュータ技術において、昨今ではスクレイピングという技術によってビッグデータ解析は大きな進展を見せている。スクレイピングはネット上の情報をプログラミングされたロボット(クローラーと呼ぶ)が365日24時間情報収集を行い、巨大なエクセルのようなデータベースにデータを収めるという仕組みだ。
スクレイピングで一番恩恵を生み出し、利益も出した企業がGoogleである。検索一覧のデータベースはGoogleのクローラーが世界中で集めてきたサイトの情報を出し入れする機構なのである。
このスクレイピングを活用することが今後のネット時代を生き抜くためのひとつの不動産企業においても鍵となる。それを実現するツールがCentral LMSである。競合企業よりもいち早く元付け物件の契約をハイスピードで実現し、高回転で売上を叩き出すためのツールとして、一度試してみることをおすすめしたい。
参考リリース資料
【不動産×技術トレンド研究】不動産仲介におけるVR技術の導入例と今後のトレンド
概要
- VR、AR、MRと最近仮想現実技術がブームだ。
- 不動産tech業界でも事例が増え始めている。
- 不動産と親和性がありそうなマーケティングで注目されていているコンテンツは、内見コンテンツあたりである。
- 最新のVR機器は2万円台に下がってきており、今後エンドユーザー動向について注目が必要である。
コメント
ここ最近、VR、ARと最近仮想現実技術がブームだ。それぞれ復習しておこう。VRはVirtualReality(バーチャル・リアリティ)の略で、具体的には「外の景色はまったく見えない状態で、完全に別の景色やゲーム画面しか見えない状態にする」技術である。
実際に体験してみると、その技術が何を意味するかわかるので、おすすめである。都内であれば体験テーマパークもある。 vrzone-pic.com
この技術は、不動産業界であれば、内見を店舗にお客様がいる前で行うことができる(トップ画像は、都内某所の店舗での実際のPR例である。)。また現在OculusGoなどは2万円台であり、去年までは10万円は必要だったVR機材がぐっと値を下げてきている。
これにより今後、顧客が家にいながら、店舗スタッフと中継し、仮想空間上で待ち合わせ案内をする、あるいは、内見物件立体画像データを送信し、顧客が見たあとにVR上に「申し込み」ボタンが浮かび上がり、それで顧客と店舗のクロージングが進むという可能性がある。
現在では次のようなアプリを以前紹介した。
Retechsでも複数件取り扱ったアプリがリストになっている。
ARは、拡張現実の意味で、周りの景色が見えている状態で、現実にはないものが機器からは見えているという仕組み、つまりポケモンGoである。不動産業界であれば、例えばiphoneから街を見ると、土地の価格や問い合わせ先がでる、マンションの空き情報、賃料が浮かび上がるということも、数年以内には可能になる可能性が十分ある。
しかしながら、重説は行う必要が法規制で必ず出るわけで、仲介業として生き残っていくために、このような技術がどう活かせるかを常にキャッチしておけば問題ないと思われる。むしろ技術活用知識がある仲介会社のシェアは伸びやすくなり、大きな差がつくところだと思われる。
※引用は公知の情報に基づき行っております。
【不動産集客トレンド研究】楽器演奏希望者に特化してわかりやすく集客を行う「オトノイエ」
概要
- 最近の不動産集客のトレンドのひとつは特定の客層に特化したサイトづくりがある
- 「オトノイエ」は東京都内の楽器演奏者に特化した集客ポータルだ
- 音大や専門学校がたくさんある他のエリアでも有効である。
コメント
ここ最近、不動産集客ポータルもたくさんありすぎて埋もれがちである。2000年代では不動産会社がホームページで地域の物件のポータルを作ることで、大手のポータルを凌駕する集客効果を上げる会社も少なくなかった。
最近では、大手のポータルにしても広告費を山積みにしておかないと、すぐに認知度で負けてしまうし、そうすると物件も集まらなくなるという悪循環を防ぐために、巨大な広告費を削れないという状況である。
そんな中でも、色々特色を出すことで埋もれずに生き残っている集客サイトもある。以前からあるものだと「東京R不動産」、最近だと「物件ファン」あたりはメジャーどころだろう。今回紹介するのは「オトノイエ」というサイトである。これは東京都内の楽器演奏可の物件に特化したポータルである。
筆者も楽器演奏するので、楽器演奏可の物件かどうかというのはこれが趣味の者にとっては切実な問題である。引越し時には検索条件でも楽器演奏可はとりあえず選ぶ。
この層は一定数いるということで、すべてのエンドユーザーには届かないが、楽器演奏者、その家族には強く訴求するわけである。
このような訴求ポイントの切り分けは、有効である。例えば、ペット可の物件のみの取扱ポータルであったり、ペットでも愛犬家の中には中大型犬を飼育しているケースを想定すると、非小型犬でもOKな物件だけ取り扱うポータル、高い階からの眺望ニーズが高い層に10階以上の部屋のみの物件を集めたサイトなど、色々アイデアは思いつく。
あとはコストになるので、ウェブ制作会社などに話を聞いてみるのはお金もかからず良いと思われる。
引用元
www.otonoie.net ※引用は公知の情報に基づき行っております。
【プロパティマネジメント】提携清掃会社の手配に役立つ『清掃会社ナビ』
概要
- 物件管理において提携する清掃会社の存在は重要
- 物件の付加価値を高めることに貢献する清掃会社探しは意外と大変
- 『清掃会社ナビ』なら競争原理も働き、自社の方針と合致する清掃会社を探すのにプラスである
コメント
プロパティマネジメントで、重要な項目は多々あるが、その中でも、掃除が行き届いているかは常に重要である。内見案内時の印象で成約率は大きく差がつくし、共用部が汚いままなどの状況を見て見ぬふりをすると、転居も起きやすくなる。
逆に築年が古くとも、手入れが行き届いていて、入居率が高い物件はたくさんある。それの決めてのひとつはやはり掃除だろう。
清掃業者と連携してプロパティマネジメントを行う場合、<物件価値を高める掃除をしてくれるかどうか>、そういう思想がスタッフ全員に行き届いている会社かどうか見極めることが重要である。
一見大丈夫そうに見えて、実際利用してみると、スタッフの士気がばらつきがあり、清掃会社内のマニュアルにない箇所の掃除は、サボられていてエンドユーザー目線からは見栄えが悪かったりするケースもあるなど、連携する清掃会社に対して不満が残るケースもある。
そんな場合は、やはり競争原理で、清掃会社も一定期間、信頼できるかどうか共に仕事をしながらチェックするとともに、他の清掃会社と比べてどの程度サービスレベルが高いかをチェックすることも有用である。
そんなときこの清掃会社ナビは、比較検討がしやすいため、役に立つと思われる。操作も検索、一括見積と直感的でいい。
参考引用元資料
【元付情報×IT技術】IT登記簿情報データベースサービスの需要が高まっている
概要
- オンラインで登記簿謄本取得が公的に可能
- 公的サービスを保管する利便性の高い登記簿取得サービスが増えてきている
詳細
登記簿情報データベースサービスの需要が高まっている。登記簿謄本は、元付物件を仕入れていくために行う基本的な情報源である。法務局もIT化を進めるにつれ、民間業者でもデータベースの配信者が増えている。
まず法務局に直接行かずとも、ネット経由で謄本をあげることができるのはこちらである。利用読者も多いはずだ。
登記情報提供サービス www1.touki.or.jp
このサービスは実質公的サービスであるので、利便性が限定される。レインズのように利用時間が決まっているなど、色々面倒なのだ。それを解決するために色々な民間企業がサービスを提供している。その存在感は今後ますます高まると考えられるので、仕入れ競争で勝ち抜くためには要チェックだと思われる。
登記簿図書館 http://登記簿図書館.com/toki-service.html
最新の登記簿情報は安く取得でき、データベース既存の登記簿情報は使いまわせる分安く配信している。ユニークなサービスだ。
この企業は解説動画も提供している。分かりやすい。
DM配信までを一括して行ってくれるサービス提供者もいる www.reci.co.jp
この企業も多くのデータを保有しているようなので仕入れのためには、便利に利用できる可能性があり、要チェックである。 www.torus.co.jp
【内見業務×IT】「スマート内覧」でカレンダーからエンドユーザーが内見らくらく予約。
概要
- 元付け業者向けのサービス
- 内見予約をエンドユーザーがオンラインで可能
- エンドユーザーが内見するときの解錠まで物件に備え付けの装置で行うため、立会スタッフなしでも内見実施が可能
- セルフ内見が不安な場合は、立会スタッフを同室させることも可能である。
コメント
客付け企業でも鍵のありかを示して、セルフ内見でもOKという企業が以前より存在している状況であるが、従来は、鍵のありかと、その鍵のはいったボックスの隠し場所と暗証番号を指定するなど、特に元付側になった際に、セキュリティ面で不安要素がある仕組みになっている場合がある。
それをアプリでエンドユーザー側も元付側も安心できる仕組みが実現されている。さらにエンドユーザー側も都合の良い時間を内覧時に指定しやすいというメリットまで生まれ、一石二鳥の仕組みである。
エンドユーザー側の視点からアプリを見ても直感的に使いやすくなっている。
物件を選び、(ご覧のように三菱地所グループの導入実績がある。)
時間帯を部屋ごとに指定予約可能である。非常に直感的で分かりやすい。
不動産業を営んでいると、元付物件が突然オーナーの訪問で得られることも多々あり、このようなシステムがあることを知っておくと、利便性が増すことが期待される。